機体解説
ディストレス
形式番号 X001−DT858−G
地球議会軍の【Dプロジェクト】においての極秘裏に製造された、ガンダムタイプのMS。EVOLVEガンダムに搭載されていたステルスを更に発展させたエンジンを搭載している。機体カラーは黒を主体としており、漆黒の宇宙において肉眼で確認する事は不可能に近い。
敵に見つけられる事無く、高速で接近し、一撃で撃墜する。をコンセプトにしている。

武装は、頭部バルカン ビームライフル 両肩ビームキャノン ビームブレイカー と、シンプルすぎる装備をしている。ビームブレイカーは大型のビームジャベリンのような形をしている。あくまでも、ディストレスは試作機段階なので武器は最小限に留めている。
かつてのEVOLVEガンダムとは違い、システム機能がない。

尚、ステルス発動時にパイロットに掛かるGは並大抵の事ではない。一説には、精神的と肉体的に改造されなければ、Gに耐え切れないと言われている。

ディストレスとは「苦悩・苦しみ・苦痛・悲しみ」の意味
スパイル
形式番号 MS−075−DT
地球議会軍が開発した、最新鋭のガンダムタイプのMS。機体カラーは青。モロキ・グレン専用機であり、モロキの操縦能力もあいまってかなりの機動性、運動性をほこる。

武装は、頭部バルカン ビームライフル ビームサーベル 両肩ガトリングガン ハイメガビームバスター メガビームバズーカ と火力も十分ある。

フェダールとの戦いが決まったことから、急遽制作された機体であり、ハイメガビームバスターは1発限定という弱点を持ち、ハイメガビームバスター、メガビームバズーカ共に、ENチャージに時間が掛かるという難点がある。
ENチャージ中には、周りの援護が必要とされているが、ENがチャージされると、形勢を一気に逆転できるのだ。
フォートム&レイル専用フォートム
フォートム

形式番号 MS−068−DT
地球議会軍の特務隊の「ディスターブ隊」が使用する、量産型のMS。
武装は、頭部バルカン ビームライフル ビームサーベル ビームランチャー ミサイルランチャーと、量産型としてシンプルな武装を持っている。パイロットが優秀ならば、専用機として、カラーを変えたり、性能を向上させたりと、色々改造ができる傑作機。


レイル専用フォートム

形式番号 MS−068−DT−LY
フォートムをレイル・ヤムン用にカスタムチェーンした機体。機体カラーは赤。武装は通常のフォートムと変わらないが、機動性と運動性が向上している。
レボリューション
形式番号 FWR−MS−005C−R
フェダールが開発したガンダムタイプの超高性能機。歴戦の勇者として称えられていたセイル・ギアの搭乗機である。

武装は 頭部バルカン ビームライフル ビームサーベル ビームチャクラム メガビームキャノン イーヴィル・ストライク

ビームチャクラムは過去のR2ガンダム パワードが装備していたシールドチャクラムを発展させたもの。

イーヴィル・ストライクは過去のビットの様な武器であり、レボリューションの背中のISパックから射出される。瞬き1つの瞬間に接近と、攻撃を繰り出す。
尚、イーヴィルは「悪」 ストライクは「打つ」という意味のところからこの名が付けられた。

名前のレボリューションは「革命」の意味。

ちなみに、同グループのMS エボリューションとは兄弟機に当たる。

それとレボリューションにはセイル自身が発案した「トルースプラン」があり、その武器を装備した状態をトルースモードと言う。

トルースモードの際に装備する武器は2つである。
ダブルビームサーベル  ビーム・G・ソード

ダブルビームサーベルは腰にマウントできるものの、ビーム・G・ソードは重量などの問題から、携帯できない為、テレスからの射出により受け取る事になる。その為、テレスの近くに居なければ、ビーム・G・ソードが使用できない欠点がある。その大きさ、熱量から一振りで戦艦に大ダメージを与える事ができる。そのパワーに対抗できるのはMAだけだと言う話もある。

尚、トルースとは「真実」の意味。
エボリューション
形式番号 FWR−MS−006C−E
フェダールが開発したガンダムタイプの超高性能機。15年前のシグマ帝国との戦いで多大な戦果を上げたランド・セブの搭乗機である。

武装は 頭部バルカン ビームライフル ビームサーベル ビームチャクラム メガビームキャノン ミサイルランチャー ツインビームランチャー

武装は兄弟機であるレボリューションとほとんど同じである。
この機体はランドが持っていたEVOLUVEガンダムをフェダールで再開発・再設計した機体である為、EVOLUVEシステムを移植してある。つまり、この機体もまたステルスが発動可能なのだ。

只、通常は、ステルス発動時に人間に掛かるGは絶えられないレベルのハズなのだが、ランドはシステムとシンクロできているせいなのか、絶えていられる理由は定かではない。


尚、エボリューションとは「進化」「発展」の意味。

テレスのメガビーム砲:Tオクスタンを使用できるのもエボリューションのみとなっている。

Tオクスタンは対拠点用の巨大なビーム砲で、テレスから繰り出され、発射はMSパイロットが行なう。そのEN量は、テレスとエボリューションのEN量で決まる。最大で、1つセツルメントや島をも崩壊させる事もできる。

尚、TオクスタンのTはトルース「真実」 オクスタン「槍」 『真実の槍』を意味する。
スパイルカスタム
形式番号 FWR−MS−007−C
議会軍からフェダールにその身を寄せたモロキ・グレン。スパイルをフェダール用に回収、追加武装とOS面、各所スラスターを改良してある。

追加されたのは ビームチャクラム ミサイルランチャー メガビームキャノン ツインビームランチャー
その他に追加スラスターが、両肩、両脚、バックパックに追加され、高機動・高性能を実現した。
月基地での戦闘の際に、メガビームバズーカ、ハイメガビームバスターを使用して捨ててしまった為に、使用ができなくなった為にフェダール用に改良を施したようだ。だが、武器面が時間がなかった為に、レボリューションやエボリューションの予備の武器を装備させただけだった。
エクスセイバー
形式番号 FWR−MS−003
フェダールが使用する量産型のMS。バランスが取れていて議会軍の特務隊が使用するMSとも引けを取らない。

武器は 頭部バルカン ビームライフル ビームサーベル ビームランチャー


尚、戦果が著しく好成績の場合はルフェスの承諾を得ると専用機として、カラーを変えたり、武装、スラスター面を変更できるようになる。
青のカラーはロマード・カード専用機として、赤のカラーは弟のアルジネス・カードの専用機となっている。
ゼクラール
形式番号 MS−065−EMS
議会軍が使用する量産型MS。武装はフォートムと同じではあるが機動性面などでは明らかに下回る。

フェダールとの最終決戦の際に議会軍の全艦隊による攻撃により大量に導入された。
ディストラクション
形式番号 X002−DT859−GXXX

月基地での議会軍の敗戦。その時のディストレスの大破で小惑星エンデバルにて、ディストレスを再設計した機体。
またもこの機体はカラーが黒であり、大型のリアウイング、各所のスラスターからディストレス以上の高機動を誇る。

前機同様にステルスが使用可能であり、ネオステルスエンジンを搭載している。またプロペラントタンクを2つ装備していて、ステルスを連続して使用する事ができるようになった。

武装は 頭部バルカン マシンキャノン ビームライフル ビームサーベル 光波ブレード【エネルギーリング】 フォースビームキャノン ネオビームブレイカー

前機に比べ、所有武器の量が多くなり、単機での艦隊撃滅が可能となっている。

以前により増して強化が施されたシャドウ・ネィムが再び搭乗する。

尚ディストラクションとは「気を散らすこと」の意味。
ムーヴ
形式番号EA−01−MAPTXXX−MOVE−S
地球議会軍が開発した巨大MA。
対拠点用の殺戮兵器で、大量の内臓火器を搭載している。

武装は、拡散ビーム砲 メガビームキャノン 赤外線ミサイルランチャー ヴァイス・パニッシュ

体の至る所に設置されている拡散ビーム砲は戦艦の弾幕のようにムーヴの周りの物をビームが一掃してゆく。

ムーヴ本体の真ん中に位置する部分に当たる場所にあるメガビームキャノンは、戦艦を一撃で何隻も撃沈させることが可能である。

赤外線ミサイルランチャーは過去のEVOLVEガンダムが使っていたものと同類である。赤外線は体の至る箇所に、ミサイルランチャーは両肩に設置されている。

巨大な剣とビーム刃が1つとなったヴァイス・パニッシュは両腕そのものが武器となっている。
腕だけでもその大きさは戦艦並みだ。普通のMSでは抵抗することもできない。
尚。ヴァイス・パニッシュとは、

ヴァイスは『悪』
パニッシュは『罰する』

という意味。


ムーヴには、『ムーヴシステム』が組み込まれている。これはパイロットの五感を最大限に向上させることができる。
超大型のMAを操縦する為には、ムーヴシステムは必要不可欠なのだ。
しかし、長時間使用すると、五感を狂わせ、自分では冷静を装っていても、実際は大量の額汗をかいていたり、幻覚症状、挙動不審等のパイロット自身にかかる負担は大きい。

ムーヴという名も示している通り、フォーランの野望である、世界と宇宙を動かす為に作られた超巨大MAである。

ムーヴには本体のメインスラスターの下に大きなMS発進システム搭載パック…ルーラパックが設けてある。
そこから発進されるMS…GR−RUINはルーラパックに搭載されているマザーコンピューターによって管理されている人工知能AIで動いている。
尚、そのマザーコンピューターのシステムは、ムーヴシステムと直結している。
パックが破壊されてしまうとマザーもその指揮能力を失い、GR−RUIN達は身動き1つとれなくなってしまう。

尚、ルーラパックのRULERは『支配者』。GR−RUINのRUINは『破壊・破滅』を意味する。
GR−RUIN
形式番号RP−00X−MO−RS−RRR

ムーヴのルーラパックから発進するMS。

議会軍は密かにR・プロジェクトを再始動させており、RUINはGRシリーズの完生体である。
完成体だけあって、その性能はゼクラールはおろか、フォートムまでをも上回る。

3タイプに分かれていて武装はタイプによって異なる。
ただ、頭部バルカン ビームライフル ビームサーベルの3つの武器は標準装備されている。


3タイプの内の格闘特化タイプは、GソードS−Rが追加されている。
そして機動特化タイプには、GガトリングV−R。
砲撃特化タイプにはGキャノンT−Rが装備されている。

ソードは過去の物よりも軽量化が図られ、細かい芸当も可能になっている。
ガトリングは両肩、両脇、両足、両腕の4箇所、計8個のガトリング砲となり、総合的な火力が向上していると同時に、1つと武器としてではなく、換装パーツとして取り付けられるため、機動性を低下させることはなくなった。
キャノンは、砲身の数こそ過去と同じではあるが威力は格段に向上している。

尚、過去の物は標準から発射時のズレや、様々な問題が起こっていたが、RUINはマザーコンピューターによって管理されている為、そのような問題は起きない使用になっている。
そして唯一の弱点が、マザーが設置してある、ルーラパックの破壊である。
マザーが破壊されると彼等のAIは無くなり、その行動を封じることが可能である。
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